私は普段、複数の AI モデルを組み合わせた業務自動化システムを構築しています。LangGraph と MCP(Model Context Protocol)を組み合わせると、まるでオーケストラのように複数のエージェントを協調させることができます。本記事では、API 経験がまったくない初心者の方でも、ステップ・バイ・ステップで本番品質のシステムを構築できるよう、丁寧に解説します。

1. なぜ HolySheep AI を選ぶのか

まず、LLM の API を提供している 今すぐ登録 で始められる HolySheep AI をご紹介します。HolySheep AI は、OpenAI・Anthropic・Google・DeepSeek などの主要モデルを 1 つの API キーで利用できるマルチモデル対応のプラットフォームです。

2. 2026 年の主要モデル出力価格

モデル出力価格 (/MTok)1 トークンあたりセント換算 (/トークン)
GPT-4.1$8.00$0.0000080.0008¢
Claude Sonnet 4.5$15.00$0.0000150.0015¢
Gemini 2.5 Flash$2.50$0.00000250.00025¢
DeepSeek V3.2$0.42$0.000000420.000042¢

※ MTok は 100 万トークンあたりの価格です。1 トークンはおおよそ 1 文字以下なので、長文処理でも安心して使えます。

3. 開発環境の準備

必要なものをインストールします。ターミナル(Windows の場合は PowerShell、macOS の場合はターミナル.app)を開いて、次のコマンドを順番に実行してください。

# Python 3.10 以上が必要です
python --version

プロジェクトのディレクトリ作成

mkdir langgraph-project cd langgraph-project

仮想環境の作成

python -m venv venv

仮想環境の有効化

macOS / Linux の場合:

source venv/bin/activate

Windows の場合:

venv\Scripts\activate

必要なパッケージのインストール

pip install langgraph langchain-openai langchain-mcp-adapters python-dotenv requests

インストールが完了したら、プロジェクトのルートに .env という名前のファイルを作成し、次のように API キーを保存します。

YOUR_HOLYSHEEP_API_KEY=sk-hs-ここに自分のキーを貼り付ける

※ キーは HolySheep AI のダッシュボードから取得できます。絶対に他人に見せないでください。GitHub に公開するときは必ず .env.gitignore に追加しましょう。

4. 最初のエージェントを作る

まずは、最もシンプルなエージェントを作ってみましょう。agent_basic.py という名前でファイルを作成し、次のコードを入力してください。

import os
from dotenv import load_dotenv
from langchain_openai import ChatOpenAI
from langgraph.graph import StateGraph, MessagesState, START,