こんにちは、HolySheep AI 公式ブログです。私は HolySheep AI の API 統合エンジニアとして、普段からさまざまな大規模言語モデルの応答速度を計測しています。本日は 2026 年最新の話題である、MCP サーバーを経由した Claude Opus 4.6 と GPT-5.5 の「ツール呼び出し遅延」を、HolySheep AI 経由で実測比較します。専門用語をかみ砕いて説明するので、API を一度も触ったことがない方でも、手順どおりに進めれば同じ数値を再現できます。
MCP を初めて触る方、ツール呼び出しの仕組みを知りたい方、どちらのモデルを選ぶべきか悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。アカウント作成と API キー発行までは 今すぐ登録 から無料で始められます。
まず押さえておきたい 3 つの基礎知識
- MCP サーバー:モデルに「道具リスト」を渡すための共通規格です。USB Type-C がさまざまな機器を統一したように、MCP はさまざまな AI モデルと外部ツールを統一します。
- ツール呼び出し(Tool Calling / Function Calling):モデルが「関数を実行したい」と判断したときに、関数名と引数を JSON 形式で返してくる仕組みです。
- 遅延(レイテンシ):リクエストを送ってから、最初の 1 バイトが返るまでの時間(TTFT)と、すべての応答が返り終わるまでの合計時間の 2 種類で計測します。
今回使う道具と前提環境
- OS:Windows 11 / macOS Sonoma / Ubuntu 24.04 のいずれか
- Python 3.11 以上(
python --versionで確認可能) - HolySheep AI のアカウントと API キー
- インターネット回線 100 Mbps 以上推奨
ステップ 1:HolySheep AI のアカウントを作る
私は普段、まずブラウザで HolySheep AI の登録ページ を開き、メールアドレスと WeChat Pay または Alipay で初回チャージをします。新規登録すると無料クレジットが付与されるため、クレジットカードを登録しなくてもベンチマークを走らせられます。
ログイン後、右上の「API Keys」メニューをクリックし、「Create new key」を押して sk-holy-... で始まる文字列をメモ帳に控えてください。キーは再表示できないので、保存を忘れずに。スクリーンショットを撮る場合は、キーの部分だけが映るようウィンドウ下部をトリミングするのがコツです。
ステップ 2:Python 環境を整える
ターミナル(Windows の PowerShell、macOS のターミナル.app)を開き、次を実行します。
python -m venv mcp-bench
source mcp-bench/bin/activate # Windows の場合: mcp-bench\Scripts\activate
pip install --upgrade openai httpx mcp
上記 3 つのライブラリは、OpenAI 互換エンドポイントを叩くため、HTTP 計測のため、MCP サーバーを起動するために必要です。インストールが成功すると Successfully installed ... と表示されます。
ステップ 3:MCP サーバーを書く
テキストエディタを開き、次の内容で server.py を作成します。これは「現在時刻を返す」「2 つの数値を足す」という 2 つの道具を持つ、ごく小さな MCP サーバーです。
from datetime import datetime
from mcp.server import Server
from mcp.types import Tool, TextContent
app =